4/3,4 大阪・2週目イベントレポート
ついに開幕した『TBSドキュメンタリー映画祭2026』!
4/3,4にて実施した映画祭大阪会場2週目の舞台挨拶イベントの様子をお届けいたします!
『War Bride2 奈緒と4人の戦争花嫁』舞台挨拶
本作の川嶋龍太郎監督とナレーションを務めた俳優・山口馬木也さんによる舞台挨拶が行われた。

川嶋監督は、「映画の中の桂子・ハーンは私の叔母なんです」と自身のご身内を深く追ってみたいと思ったのが製作のきっかけと話すと、山口さんは「舞台でお父さん役をされた時、なかなかその像を掴めあぐねていた時に、ふとしたエピソードが実際のお父様と重なることがあり、目に見えないものを大事にしよう思う時期にも重なって、思い入れのある作品になりました」と語っていました。
「いろんな人生を巡ってきた90歳を超えた4人の花嫁たち。ひとりひとりの波瀾万丈な経験を経て、それぞれが輝いている。女性が輝いているお姿をなるべく多くの方に知ってもらいたい」と川嶋監督は語る。
山口さんは、「エンターテイメントには力がある」と力を込めてコメントすると、「こちらは、一心でやっていくことで、エンターテイメントの力をお借りしてもっと多くの方の届くことができれば」と語りました。
『ブルーインパルスの空へ』舞台挨拶
本作の舞台挨拶では、渡部将伍監督と、パイロットの松浦翔矢1等空尉によるトークセッションが満場の中行われた。

「元々政治部の自衛隊の担当として取材を行なっていたが、ブルーインパルスが大阪万博で飛ぶことを聞きつけ、隊員の中に大阪出身の松浦さんのお名前を見つけ、何かあるのではと密着を始めた。」と渡部監督は取材のきっかけを明かしていました。さらに「触れていくうちに思い入れが想像以上であるとわかり、ニュース映像を超えて映画になるだろうと。」と映画化への経緯を語りました。作中で、15歳の時からの夢であったことを、ご家族へのご取材で学生時代の文集から掘り起こされたことに、「私が知らない間に!」と松浦さんは監督の取材力に驚きを見せていました。また、大阪万博での飛行が天候のために一度中止になったエピソードに触れ、「どこかに〝雨男“がいると思うんですよ、、」と監督を見つめて、「TBSのクルーが来る10分前に雨が降ってくることもあって、、ほら、今日も雨でしょう?」と会場の笑いを誘っていました。渡部監督は、「この題材はブルーインパルスですが、対象はなんであれ、一生懸命夢に向かう姿を追った。観ていただいた方に、何かに打ち込むきっかけになればいいなと思います。」と語りました。

1回目に続き満場の中行われた2回目の舞台挨拶で渡部監督は、「非常に技巧や経験が必要で、見るものを魅了するアクロバット飛行に臨むブルーインパルスを取材するにあたって、隊員お一人お一人のの魅力、ご家族の思いの強さが軸になった。」と話していました。「一人の少年の夢が結晶する瞬間を捉えた『ブルーインパルスの空へ』。コックピットに360°カメラを仕込んで、それをフラットな画面にどうやって編集しよう、、」と臨場感たっぷりの撮影の苦労話を披露していました。
また、密着取材のためピンマイクをつけたままにされた松浦さんは、「初めは構えてしまってましたが、そのうち慣れてしまって、、」と撮影クルーと打ち解けていった様子を見せていました。また、撮影された映像に関して、「普段、他の番機からの様子などは見えないので新鮮でした。」と語っていました。さらに、パイロットがタックネームで呼び合うなど、チームプレーの様子が映されていたことに触れ、「タックネームは歓迎会などの場所で決めることがあるんです」と隊の中でのコミュニケーションの様子も明かし、また「飛行時、機体と機体は一番近い時で約90センチ、と繊細で超絶な個の技巧とチームワークが欠かせないことが伺えた。映画でも楽しんでいただいて、また命懸けで日々訓練しているので、実際の飛行もぜひ見に来ていただければ」と呼びかけていました。





