そこはもう“観る”じゃなく、“飛ぶ”。2025年シーズンの航空自衛隊ブルーインパルスを追う初のドキュメンタリー。パイロットたちが見る“時速800キロの世界”に迫る。彼らの挑戦と葛藤、35年ぶりの特命となった万博フライトへの思いを、迫力の360度コクピット映像とともに描く。極限の環境の中で、パイロットたちが空に描いた航跡の先に、どんな景色が広がっているのか––。 轟くエンジン音と、パイロットたちの息遣いまで捉えた、驚愕の没入体験を実現する。「夢」「希望」「笑顔」を絶対に諦めない––。パイロットたちの挑戦を追った80分。
監督:渡部将伍 ©TBS










監督:渡部将伍
Comment
「航空自衛隊の顔」とされるブルーインパルスのパイロットたちですが、取材に対しては「自分たちは主役ではない」と何度も口を揃えて繰り返します。カメラを向ける中で、彼らに対して抱いていた「エリート像」はいつしか無くなり、その言葉が謙遜ではなく本心からの言葉だと気付かされました。
日々のニュース番組では十分に描ききれなかったサクセスストーリーの舞台裏、松浦翔矢さんという1人の自衛官、そして彼を取り巻く人々の素直な思いを感じ取っていただけたらと考えながら、制作しました。
パイロットたちが見る世界と同じものを見て・感じていただけるように、機内に設置した360度カメラの映像、パイロットの息遣いにまでこだわって完成させました。松浦さんの言葉をお借りすれば、この作品を見ていただいた方にとって何かしら心を動かすものがあればいいなと思っています。
誰かの「夢を諦めない姿」が、誰かの「夢を追う力」になると信じています。
Profile
1992年生まれ、福島県出身。TBSテレビ報道局政治部・防衛省担当キャップ。
TBSテレビの朝の情報番組、夕方の報道番組や報道特番などでディレクター、演出補佐を経験。国内外を問わず数多くの事件・事故・災害・調査報道取材にあたった。コロナ禍で奮闘する全国の高校生たちを追った特集で日本映像事業協会・ヤングクリエイター賞の優秀賞を受賞。今回が初のドキュメンタリー映画制作。
取材中、悪天候で訓練フライトキャンセルが相次ぎ、隊員たちからも「雨男」と呼ばれる。ブルーインパルスの好きな演目は「チェンジ・オーバー・ターン」と「フェニックス・ループ」。