奈緒が辿る、敵国の兵士を愛し海を渡った「4人の愛の物語」2025年、戦後80年の夏。1か月半にわたる上演で、俳優・奈緒が主人公・桂子役を瑞々しく演じ た、舞台『WAR BRIDE −アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン−』。終戦後、アメリカ兵と結婚して海を渡り、「戦争花嫁」と呼ばれた女性たちがいた。奈緒は、オハイオで桂子本人と対面。舞台では、まるで桂子がそこにいるかのような迫真の演技を見せ、10歳から95歳までの長い生涯を一人で演じ切った。さらにシアトルで暮らす3 人の「戦争花嫁」たちも訪ね、取材を敢行。これは奈緒と辿る、彼女たちの真実の愛の物語。
監督:川嶋龍太郎 ©TBS










監督:川嶋龍太郎
Comment
2022年、私は伯母、桂子・ハーンが「戦争花嫁」と呼ばれていたことを知り、彼女の人生をドキュメンタリーとして記録し始めました。
1930年に生まれ、激動の時代を生き抜いた彼女の歩みには、今を生きる私たちに必要な「真実」が瑞々しく息づいていたからです。
そしてこの記録が前作「War Bride 91歳の戦争花嫁」という映画になりました。私は桂子の物語を次世代へ繋ぐため、一人でも多くの人に届けたいと思い、2025年夏には奈緒さん主演で舞台『WAR BRIDE -アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』と形を変えて上演しました。
そして今回は奈緒さんと共にシアトルに暮らす3人の戦争花嫁たちも取材しました。彼女たちに共通していたのは「逞しく、輝いて生きている」姿でした。そして4人の花嫁の核心にあったのは「愛」です。
戦後80年を過ぎ、戦争体験を直接聞く機会が失われつつある今、私はこれからもこの物語を一人でも多くの皆様に届けていきたいです。
Profile
1973年生まれ、神奈川県横浜市出身、長野県長野市育ち。2009年、TBS入社。
ドラマ制作部に所属し数々のドラマ演出・プロデュースを担当。主な作品に【ドラマ】「半沢直樹」「陸王」「下町ロケット」「JIN―仁―」、【映画】「祈りの幕が下りる時」「七つの会議」など。
桂子・ハーンの甥。
前作「War Bride 91歳の戦争花嫁」は2024年アメリカ・オハイオ州の公共放送であるPBSにて放送。2025年フランス・パリにて日本のドキュメンタリー映画祭【un petit air du japon 2025】出品。舞台「WAR BRIDE」は第33回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞を受賞。