巣鴨日記 あるBC級戦犯の生涯

絞首刑ー
これが私に与えられた判決である
戦犯死刑囚「真実」の記録

1945年6月、西部軍主計注意だった冬至堅太郎は、空襲で母を失った翌日、B29搭乗員の処刑に加わり4人を手にかけた。 敗戦後、BC級戦犯としてスガモプリズンに収監された堅太郎は、その日から日記をつけ始める。
2年後、戦犯裁判で堅太郎に宣告されたのは絞首刑だった。

戦後80年 終戦記念日8月15日(金)よりキノシネマ天神にて1週間上映

監督:大村由紀子

RKB毎日放送ディレクター。福岡市出身、1989年RKB毎日放送入社。
10年間アナウンサーとしてクイズ番組や情報番組などを担当。2000年から報道部。記者、デスクの傍ら、ニュース取材の中から、医療、司法、戦争などをテーマにドキュメンタリー番組を制作。2008年「母は闘う~薬害肝炎訴訟原告 山口美智子の20年~」(テレビ)で文化庁芸術祭優秀賞、日本民間放送連盟賞優秀賞など受賞。2009年「知られざる更生保護の現実~社会へ帰る受刑者たち~」でギャラクシー賞奨励賞。2021年「永遠の平和を~あるBC級戦犯の遺書~」(テレビ・ラジオ)で放送文化基金賞優秀賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞など。近年は公文書館に通ってBC級戦犯に関する資料の掘り起こしを続けている。JNN NEWS DIGで「あるBC級戦犯の遺書~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人になったのか」を連載。

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